麦について
小麦はイネ科小麦属作物の総称です。
世界中で最も広い範囲で栽培されています。
世界の小麦栽培面積は2.2億ヘクタール、全穀物栽培面積の32%を占めています。収穫量は6.3億トンです。
小麦の外観
小麦の実は楕円形で、外側を固い皮が何重にも覆っています。
皮の色は黄色から褐色まであります。
外皮の色が褐色系のものを赤小麦といいます。日本の小麦はこれに属します。
外皮の色が黄色系のものを白小麦といい、オーストラリアなどの小麦はこちらに属します。
秋に種をまいて、翌年の夏頃収穫するものを冬小麦といいます。また、春に種をまいて、秋に収穫するものを春小麦といいます。
小麦に含まれる栄養素
小麦粒全体の重量のうち、皮の部分は約15%でたんぱく質、脂質、灰分が豊富に含まれています。
小麦粉になる部分は胚乳と呼ばれ、粒全体重量の約85%をしめ、糖質、たんぱく質が主成分です。
また、小麦の芽になる部分は胚芽と呼ばれ、全体の約2%にあたり、脂肪、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどを豊富に含んでいます。
小麦の種類
小麦は、おおまかには普通小麦(パン用)デュラム小麦(パスタ用)の2種類に分けられます。

原産地は中央アジアのコーカサス地方から西アジアのイラン周辺と考えられています。
普通小麦の栽培はメソポタミア地方で始まり、紀元前3000年頃ヨーロッパやアフリカに伝わりました。
日本では、小麦よりも粒のまま食べる大麦の方が米と共に栽培され食べられてきました。
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