大麦の種まき
大麦は乾燥した土と、冷たい空気のあるところで育ちます。
日本では、冬はムギを育てるのにちょうどよい季節です。
春まき型品種と秋まき型品種
もともと、大麦には、「春まき型」の品種と「秋まき型」の品種の2種類があります。
「秋まき型」の品種は、寒さを感じることによって発芽のタイミングが決まる大麦なので、逆に寒さを受けないと発芽しません。
「春まき型」の大麦の場合は寒さを受けなくても発芽します。
日本ではすべて春まき型品種の大麦が栽培されています。秋にまかれるのも春まき型品種です。
北海道では雪解け後の春に種まきして、8月に収穫します。
本州以南では、大麦は米の二毛作の裏作として栽培されているので、お米を刈り取った後、秋に種まきをします。
10月、畑を耕して、水はけを良くするために溝を作ってから種をまきます。
いつ種をまくか
大麦はいつ種をまいたかによって、収穫に大きな影響がでてきます。
種まきが早いと、芽が出たり、苗が育つのには良いのですが、過剰生育になったり、オオムギ縞萎縮病の発生原因になったりします。
また、凍霜害を受けやすくなります。
しかし一方で、種まきが遅れると、発芽や苗の成長がかんばしくなくなり、オオムギ斑葉病、コムギなまぐさ黒穂病などの病気が発生しやすくなります。
したがって、適切な時期に種まきをすることがとても重要になってきます。
種をまく深さ
種をまく時、深さにも注意が必要です。
種をまく深さが深すぎると、ちゃんと芽が出てこなかったり、苗の成長がうまく行かなくなったりします。
種をまく深さが浅すぎると、寒さでやられたり、ちゃんと水を吸い上げられずに乾燥してしまったり、鳥に食べられたりします。
適切な種まきの深さは3センチから5センチ位です。
発芽の目安
大麦は種まきをしてから、毎日の平均気温を足していった合計が100℃を超えると発芽すると言われています。
だいたい、二週間ほどで芽が出てきます。
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