精麦の種類と精麦工場
麦を精製する方法にはいくつか種類があります。
押麦(おしむぎ)
外側の皮をむいて、蒸気で加熱し、ローラーで平らにしたもので、麦ご飯の中に入っている粒がこれです。
平たくつぶされた粒の真ん中に黒いすじが入っています。
よく見かける伝統的な精麦です。
お米に胚芽米があるように大麦にも胚芽をそのまま残した製品もあります。
白麦(はくばく)
押麦にみられる真ん中の黒いすじ(黒条線)を業界用語ではフンドシと言います。
この黒いすじの部分が気になるという人のために、すじに沿って2つに切り、黒いすじを取り除き、蒸気で加熱し、ローラーで平らにしています。
麦ご飯や麦粥などに最適な精麦です。
米粒麦(べいりゅうばく)
真ん中の黒いすじに沿って二つに切り、さらに磨いてお米の粒の形に似せて削った精麦です。
形や比重がお米と同じくらいに加工されているので、お米と一緒に炊いても、麦が入っていることが気にならずに食べられます。
学校給食などで良く使われているのもこのタイプです。食感はパラッとしています。
精麦工場での加工工程
原麦精選行程・・・収穫された原料の大麦を選別し粒の小さいものや、軽いもの、ゴミや小石などを取り除いてきれいにする。
搗生精(とうせい)行程・・・大麦の一粒一粒から籾殻(もみがら)を取り除き、石のロール(回転式の砥石)でこすってヌカを取る。
切断行程・・・米粒麦と白麦はこの後、自動のカッターにかけ、大麦の粒を真ん中の黒いすじにそって二つに切る。押麦はそのまま次の工程へ。
仕上げ搗精行程・・・仕上げにもう一度石のローラーで磨きをかけ、ぬかなどを綺麗に削り取る。
米粒麦→蒸煮(じょうしゃ)と言って高温で蒸す。その後冷却、感想。
押麦・白麦→圧ペンと言って、蒸気をかけてから、ローラーで平らに押しつぶし、加工し、乾燥機にかけて乾燥、冷却させる。
最終選別・・・細かすぎる粒を取り除き、粒が綺麗にそろった大麦を選別する。
完成。包装され出荷。
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